外国株式を心から楽しむための秘訣
外国株式には面白い特徴があります。株式投資の中でも私が個人的に気に入っている選択肢です。そもそも株式投資には、お金を育てるという概念との相性の高さが見られます。自分は仕事をすることなく、お金に働いてもらうというものです。
多くの億万長者がこの考え方を実践しています。この発想を説いた書籍は枚挙にいとまがありません。しかし、生活に取り入れられている人はどれくらい、いるでしょうか。
株式投資をして、できるだけ早く、大きな勝ちを手にしたい。そう考える人はたくさんいます。一攫千金のイメージが先行しているのかもしれません。しかし、私はこの考えには反対です。なぜならば、株式投資は少しずつ、植物を愛でるように、お金を増やしていく人にぴったりの取引だからです。
そこに楽しさを加えてくれるのが外国株式です。株式投資においては、ある意味で忘れることが重要になります。長期的に保持することで、時間という栄養を与えていきます。その中で、何もやることが無いと、手持ち無沙汰でポジションを動かしたい衝動に駆られるものです。これが厄介なもので、手数料だけどんどんかさんでいく傾向にあります。
そんな中で外国株式であれば、世界情勢を学ぶことで、うまく暇をもてあますことができるのです。特に株式の発行会社やそれを取りまく業界について学ぶのがおすすめです。しかし、あまりにものめり込むと、また、取引をしたい気持ちになるので忍耐が必要です。