株式投資とライフバランスの確保 

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株式投資をする。そう決断したとします。そんな判断の裏には、どのようなモチベーションがあるでしょうか。副業感覚でしょうか。それとも、夢のマイホームづくりの軍資金づくりでしょうか。ほとんどの場合、それは利益の追求に関係していると思います。 

簡単に言えば、株式投資をすることで、そうしなかった場合に比べて、または、それをする前に比べて、より多くのお金を手にしたいということです。 

これを達成するには、ある程度のコツがあります。チャートを見られるようになったり、取引の操作画面に慣れたり、証券会社の手数料の違いを理解したり、そもそもどんな銘柄を選ぶべきなのか調査したり。これら全てが、成功に続く大事な学びのステップです。 

しかし、ここで大事な疑問が。幸せについてはどうでしょう。株式投資をしようと決めた段階で、どれだけの幸せを手にしようか考えているでしょうか?私の経験上、最初の段階でちゃんと考えている人は、100人に1人、いや、1000人に1人以下かもしれません。 

なぜ、このステップが軽視されている、または、忘れ去られているのか。答えは簡単です。多くの人が、お金を稼げる=幸せになれると思い込んでいるからです。お金がないよりは、あった方が、生活は楽になるでしょう。しかし、幸福についての思考をして損はないはずです。 

株式投資で幸福を手にすることは可能です。しかしそのためには、ライフバランスを整える必要があります。投資にハマりすぎるあまり、画面に張り付いてすごす一生になったらどうでしょうか。それがお望みなら問題ありませんが、きっと、大半の人が、もっと「楽をして生きる手段」として、投資を考えているはずです。 

それを実現するには、体や精神に負担のない方法で、ゆとりを持って投資と付き合っていく必要があります。